رامسر -> تبریز
Tabriz <- Ramsar
2015.09.06
昨日一日車で回ってようやく地理が分かってきたので,朝から歩いてラムサールを散策することに.
家から浜辺への道
朝のカスピ海
日の出に間に合ってない所が僕らしい所ですね.
海岸(湖岸)を歩き,市街東の砂浜を目指します.
朝のラムサール
カスピ海を見ながら朝の気持ちよい散歩.
皆さんピクニックに余念がない.イランではピクニックでもテント張る人が多いです.
砂浜に到着
釣りしてるおじちゃん.日本でもおなじみの光景.
さてメイン通りを進み,温泉を目指します.
今日こそは個室でのんびり入るぞ-! タオルやシャンプーもちゃんと持ってきました.
こちらはホテルラムサール(RAMSAR GRAND HOTEL)
左が旧館で右が新館です.由緒正しいホテルだそうで旧館のほうが宿泊費が高いんだとか.ロンプラ先生によると部屋代は55USDからということで高いので現金無いし泊まれませんでした.
入場料4千トマンと安かったので王宮博物館も見てみることに.
宮殿内部は例によって撮影禁止でした.今回は撮るほどでもなかったので写真はなしです.
植物園のようにもなっていて,イランではなかなかお目にかかれない植物の数々も.
宮殿裏にあった温泉.(Traditional Spa)
***
さて,ようやく温泉リベンジです.
Private Bathの方は↓のように個室が並んでいます.
個室内部
浴槽
なんと個室に入ると初めは浴槽が空になっており,自分でお湯をためると言うシステムになっています.
浴槽には蛇口が2つ付いていて,片方からは源泉が,他方からは冷水が出ます.
触ってみましたが,源泉の温度はたぶん40~42度くらいでそこまで熱くなかったので,加水せず源泉だけで入ってみることにしました.
ただなかなかたまらない・・・ 20分くらいしてようやくまともに入れるくらいに湯がたまりました.
たぶん普通のイラン人は水も入れてかなりぬるい状態で入るようなので,もっと早くたまるのでしょう.
昨日入った共同浴場の温泉も結構ぬるかったです.
白く濁った湯.硫黄と鉱石の臭いがすごい.かなりしょっぱい.
ちなみに目に入るとすごいしみるので注意..!
しかしこんな贅沢今までにしたことあるでしょうか・・・! いや無いね!
源泉掛け流しどころか,自分1人のためだけに温泉を浴槽にためるなんて..
今度こそゆったり湯につかってリラックスできました.
***
ラムサールの街を通り家に戻る.
家に着き,出発しようとすると昨日のタクシー代の精算が.
なんと合計70千トマンだと言ってきます.高い! いやまああちこち回ったのでそこまで高くは無いけど..
何だろうこの腹立たしい感じは..やっぱり望んでもないショボイ滝や山道とか砂浜に連れ回されたあげく温泉ではゆっくりできないという仕打ちに金を払うというのがダメなんだろうな.
それを英語で言っても当然全く通じず,オッサンは70!とペルシャ語で言ってくるだけです.ペルシャ語が通じていないと思ったのか紙にペルシャ数字で70と書いてきたりしますが..そういう事じゃないんだが!
ロンプラ先生に載ってた「That's too expensive!」を見せて見ましたが,首を振ってペルシャ語で何か言ってる・・・ オッサンもロンプラを一生懸命探しますが,当然言いたい表現はそこにないでしょうね..一生懸命に紙にペルシャ語で何か書いては頑とした態度で見せて来るのですが,その手は震えていたのでした..
20分くらいそんな問答を繰り返していましたが,埒があかないので結局70千トマンという大金(約2800円)を払うことに..
その代わり?ラシュトのバスの出る場所まで連れて行ってもらうことにしました.それを地名と身振りで説明して「Do you understand?」と聞くと「アンダスタンドー」と言う.本当にunderstandの意味をunderstandしてるんでしょうか..
たいそう不機嫌な客を乗せたタクシーは市外を離れカスピ海に近いとある交差点へ.
そこに止まっていた赤いバスを指し,あれがラシュト行きのバスだと言ってきます.
難易度高杉だろ..!
まあしかし,これで無事にラムサールを後にできそうです.
バス内部
ラシュトへ向けバス出発
カスピ海沿いの保養地を進んでいきます.
ラシュトでは市街街で下ろされたので,タクシーでバスターミナルまで.
今日はこのターミナルからトルコ国境を目指し,途中のタブリーズまで夜行バスで移動していきます.
ターミナル横で食ったケバブ.イランで食べる最後のまともな食事になるでしょう.
今回お世話になる夜行バス.ラシュト17時発です.
バス車内では途中乗客同士のケンカが始まり,車掌やみんなが割って入るという場面もありました.1分くらい何やらモメていましたが,最後には誰かが「アッラーとムハンマドの名の下に..」的な音頭を取ると,乗客全員が「サラーム!」と言って丸く?収まるという印象的な光景を見ることができました.
バスは各駅停車でいろいろな街に止まりながら進んだのでなかなか眠れませんでしたが,日が変わる頃にはさすがに疲れて寝てました.
明日はいよいよ陸路国境を越えトルコ入りします.
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