2015年7月14日火曜日

香港 散策

2015.07.14




ホンコンはとにかく熱い.気温が暑いてのもあるけど,そんな生ぬるいモンじゃありません.
ただただ圧倒されるばかりの熱気,活気,そして迫力がある.
気を抜いていると飲み込まれてしまいそう.

ホンコンって実際目立った観光地は無いのですが,ただ滞在するだけでもここに来る価値はあると思います.
今日は市内を歩いて散策したり,ホンコン随一の観光地であるVictoria HarbourとVictoria Peakに行ってみました.


宿泊していたApple Innのある新興大廈



新興大廈は弥敦道(ネイザンロード)の旺角と油麻地の間にあります.
安い食堂やスーパなどが近くに多く,また地下鉄駅も近くて便利.

弥敦道の様子



竹の足場は中国そのまま



大きく横に突き出た看板はホンコンの特徴的な風景の1つ.






古いマンションが無数に建ち並ぶ.






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マーケット





昼の廟街.
屋台は閉まっていて静か.




天后古廟.ホームレスの方々?が多数いらっしゃる.


近くには,公衆トイレならぬ公衆シャワー室がある.


小説「深夜特急」の中で,沢木耕太郎が泊まったとされるチョンキンマンション(重慶大廈)
中はインド系のコミュニティに支配されており,インド人やパキ人が多数.




ちなみに,旅にまだ出ていない人や,旅をする予定がない人が「深夜特急」を読んではいけません.絶対にいけません.
僕はずっと封印しており,今回出発してから読みはじめました.そしてその選択は正しかった.
ホンコン・マカオは彼が第一巻で最初に行く場所であり,かつ最も面白い場所であると思う.(詳細は読んでください.ただし気づいたら旅に出ていたとしても僕は責任を取れません.)

実はここに来るまで両替屋を見つけては「Laos KIPを両替できるか?」と聞いて回っていました.
当然どこも答えは「ノー!」 ですよねー
ただこの重慶大廈なら・・・!
そんな期待を胸に,せまい重慶大廈の1階にぎっしり並ぶ両替屋の数々にアタックしていきました.

数件目の↓の両替屋で初めて「ノー」以外の反応が.
両替屋の主人にKIP札を渡すと,なにやら入念に調べ始めた.
世界各国のお札が載っているファイルを開き,チェックしはじめた.


・・・5分後.返ってきた答えは20HKD.
渡したのが67000KIPで,為替レート的には67HKDくらい,まあ50HKDくらいになるかなー・・なんてホンコンに来る前は思っていましたが,まあ20かー.ゼロよりましだろ!
ということでOKし,ここまで両替できずにずっと持っていたKIPを晴れて手放すことに成功しました.
ちなみにこの両替屋,異常にレートがよいです.まっとうな通貨を両替する人はここでしましょう.


弥敦道を抜けると,すぐにビクトリアハーバに出ます.世界第四位の金融街ホンコンのビル街が見渡せます.



フェリーに乗って対岸のワンチャイまで.便は2種類あって,セントラル行きもあります.
片道2.5HKD.驚きの安さ!




香港島のビル街を眺めながら対岸へ.
弥敦道とはまた違った町並みに圧倒されます.













恒生指数でおなじみの恒生銀行.


ちょっと横道に入ると風景は一変します.
どちらかというと弥敦道のような,ちょっと古くて汚いでも生活感があふれてる.



歩いてVictria Peakに登ってみた.かなりしんどい道のり.汗だくになる.



山の中腹は高級住宅街となっています.
警備員に警戒した顔でにらまれました.汗だくのみすぼらしい男が通って良い場所ではなかった 笑



頂上に到着.


展望スペースに登るためには入場料48HKDが必要.
うーむ..高いけどまあ仕方ないか・・・
150HKDとか言われてたらやめてたけど,まあ良心的な方かな.本土に比べれば.

展望スペースからの眺め.
うん.48払って良かった.





見ろ! ビルが! ゴミのようだ!!



香港島の裏側


折角48HKDも払ったので,このまま粘って夜景まで待つことにした.
現在16時半.まあ何とかなるでしょう


・・・.
展望台の一角で,特に何もしたり考えたりすることなく,街並みや川に行き交う船を眺め,懸命に棒で自撮りしてる残念な人達を横目で見ながら,ずっと立っていました.
これを贅沢って言うんだ・・! なんて贅沢な時間の使い方なんだ・・!

2時間後.ようやく日が暮れてきた.



全力で夜景待機する撮影班(笑)


定点観測の成果









ソニーCyberShot(R) HX50V 夜景モードで撮影したコンデジの限界をご覧ください




うーん あまりすごさが伝わりませんね.いや 元の景色自体がそこまですごくないんだろうか.

お高い山岳トラムはスルーし,15路のバスでビクトリアハーバまで戻ります.


対岸からの夜景



夜のネイザンロード



無限に続くかのような看板




沢木耕太郎が何度も足を運んだ廟街.小説で描かれている(数十年前)ほどの活気はありませんでした.
どうしてもバンコクとかのナイトマーケットを見てるとなぁ..劣化版にしか見えません.客層も観光客が大半で,屋台も土産屋が多くを占めていました.



古廟の近くまで到着.昼間はホームレスさんの憩いの場となっていましたが,夜は・・・

夜も同じでした.
安い飯を出す屋台やカラオケなどを提供するテントがいくつかあり,ホームレスさんが楽しんでいました.
(写真自粛)


そんな区画を少し抜けると,ひっそりとした屋台の並ぶエリアに.
どうやら占いのようで,若い女子が店の前で並んでいました.雰囲気は「新宿の母」的なのが大量に集まったイメージ.


古廟を越えると,さらに屋台が続く.





きょうのばんごはん

廟街の点心屋?みたいな場所で夕飯.
牛肉の蒸しご飯と肉まん2つ(2種類),そしてビール.これでも43HKD.安い!




雀荘の外観.ムダヅモ!?



宿の窓からの景色




・・・というわけで,今日は写真回(計95枚)でした.


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