Guiyang -> Shenzhen
2015.07.12
中国にはビザ無し15日で入国しているので,滞在期限は明日まで.今日中に何としてもシェンツェンに入りたい.
昨日問題となった切符ももう一度良く確認しましたが,今日の夕方の便で間違いない.広州南駅での乗り継ぎも,便が後ろ倒しとなったので余裕で間に合いそう.
唯一の難点は深圳北駅についた後,何の交通機関も無いという所くらい.
・・・まあかなり致命的だけど.何とかなるでしょう.
グイヤンの朝.宿の窓からの眺め.
市街地を散策.
やあやあ,また会いましたね!
普通に日本で暮らしている人の中で,グイヤンという街があることを知っている人って中国旅行好き以外にほとんどいないでしょうし,貴州(グイヅォ)て省があることすら知らない人が多いのではないかと思います.
・・・そんなマイナー都市なはずなのに,スゲー栄えてる大都会.
しかも絶賛大開発中.地下鉄も近々開通するようです.
町中を歩いてみると普通にクンミンより都会な気がします.なぜか銀行とか金融機関のビルも大量にあるのです.貴陽銀行とか貴州銀行みたいなローカルな地銀(?)の本店もたくさん見かけました.
・・・そんなに銀行いらんだろ!w
グイヤンのビル街遠景
グイヤン市街地の町並み
もちろん中国的風景もまだ残っています.
日時計だ!
電気街を散策
後に行くシェンツェンより少し高い値段設定.
携帯電話ショップは,ご多分に漏れず大量に存在しましたが,
大体どこの店もApple, Samsung, Xiaomiの3本柱で攻めてきてます.この3種がない店は(専門店以外で)見なかった気がします.他のメーカは,おまけのようにSONYやHuawaiを置いてる店がいくつかありました.
しかしこのApple,三星に食い込む小米すげーな・・・
新幹線の大移動の前に昼食.
食後,バスで駅へ移動.
はぁ・・・また来たよ貴陽北駅..
今日は219路のバスで来たから楽だった.
ここも絶賛超開発エリア.
開通してもいない地下鉄の看板設置するなー!もしくは隠せー!
例によって空港のような超巨大駅.
中国の鉄道駅でありがたいのは,この飲料水マシーン.タダで飲み水が手に入る.
しかも90度のお湯が出てくる! おかげでお茶が作れます.
ただし冷水は出せません.ぬるま湯か90度の熱湯だけ.
お茶の出がらしを捨てるためのゴミ箱も用意されています.
もう至れり尽くせりですね.
定刻およそ10分前.予定通り改札スタート.
わーい!! 新幹線だ-!!
一等座の車両の様子.
日本の新幹線で言う普通車両とグリーン車の中間くらいな感じ.
(グリーン車乗ったこと無いけどね)
発券の時は時刻は良く気にしていなかったのですが,切符をよく見ると「1号車」となっていました.まじかよ・・・
事故ったときに死ぬ確率の圧倒的に高いと思われる先頭車両には乗りたくありませんでした.だって中国だしね! 39人のうちの1人にはなりたくない・・・
ただよく考えると最後尾,と言う可能性も.
まあ後ろから追突,みたいな事故だとダメだけどね.
今回は2分の1の確率でしたが,乗り込んでみると1号車が最後尾でした.助かった・・・
というか中国鉄道に限らず日本の新幹線もそうなのですが,とにかくグリーン車や優等座席を先頭車や最後尾に配置するなよ! 彼らは高い金払ってるんだからより安全な真ん中に配置するべきでしょう.先頭車や最後尾は「エコノミー」として割安にしても良いくらいだと思っています.
(まあ俺はグリーン車なんて乗ったこと無いけどね!)
発車.しばらくグイヤンの新興開発地区を通ります.
こんなにビル作って需要あるんだろうか.
その後,昨日降りた貴陽駅を通過し,列車は加速していきます.
・・・ん?
「貴陽駅を通過し」
ええええ!?
貴陽駅ってグイヤンの市街地にあってとても便利.切符を買う人はたいてい貴陽駅で買うはず.
昨日の列車も貴陽駅に到着したし,在来線は全部貴陽駅に到着・発車するのです.
新幹線は「貴陽北駅」から発車すると聞いたとき,てっきり新横浜とか新大阪駅みたいな感じで,高速鉄道を新たに通す上で貴陽駅は経路として適切でない or 土地が無く路線が引けない,みたいな理由を勝手に想像してました.
しかし!今回乗っている新幹線の路線は紛れもなく貴陽駅のプラットフォームを素通りしたのです.
なぜ!! なぜ貴陽駅に列車を止めない!!! みんなそれを望んでいるんだよ!!!
誰も不便な「貴陽北駅」なんて使いたくないんだよ!!!
貴陽駅も超巨大な駅で,スペースが無いというわけでもありません.
そもそも日本の新幹線とくらべて極端に本数少ないしね.
この際貴陽北駅はただの車庫にして貴陽駅に全部通せば!?
横浜駅を素通りして新横浜に止まる東海道新幹線なんてありえないでしょう!?
ほんとひどすぎる・・・昨日のバスの苦労は何だったんだろう..
グイヤンを離れ,のどかな風景の中を爆走.
乗り心地は日本の新幹線そのもの.走行時に聞こえる音や揺れ具合も新幹線そのまま.
途中駅で何と方向転換がありました.
晴れて先頭車両に!! やったね!!
・・・頼むから事故らないでくれよ
約5時間半後,特に事故もなく無事列車は広州南駅に到着.
相変わらずデカイ..
駅のファストフード店などで夕飯を,と思ったが値段が高すぎる.
なんでファストフードの麺に30元以上払わんといかんのだ!? 足下見過ぎだろ・・・
結局,値段的に買えたのはコンビニのパンだけ..
てかこれでも7元.ひどすぎる..
夜22:30.超満員の列車はシェンツェンを目指し出発.
30分くらいしてすぐ到着しました.
代わり映えしない深圳北駅.
さて案の定地下鉄も終了しており,この辺りで宿を探さないとならないことが決定.
時刻23時過ぎ.ツンドル・・・
適当なホテルに入ってみるも,没有.
数件後,ちょっと高そうなホテル「銀通之旅賓館」に入り聞いてみます.
いつも通り中国語が通じず筆談混じりで乗り切ろうとしていると,
中学英語が話せる警備員の男性が助けてくれたのでした.
どうやら部屋は開いているらしい.
いくら?と聞いてみると69元だ,と言ってきました.
安っ! この綺麗なホテルで安すぎだろ!
と思って中国語で69と言うとみんなうなずきます.
何かダマされてるのでは? と思っていると,優しい警備員が部屋を見せてくれることに.
部屋を見せてもらうと・・・
うぉぉぉー!! カプセルホテルじゃないか!!
すげー!! しかも超キレイ!!
まさに自分の求めている物がそこにはありました.即OKしてチェックイン.
優しい警備員は飯食う場所はどこだ,とか荷物はここ置け,とか色々気を配ってくれました.
中国人みんながそうならいいのにね.
高速Wifiにお湯シャワー(しかもトイレと別の部屋!)
もはや何も言うことありませんでした.ありがとう!
捨てる神あれば拾う神ありだね.
0 件のコメント:
コメントを投稿