2015.07.10
アンシュンから北に離れた場所にある織金という村の近くに「織金洞」という中国最大・世界最大級の洞窟があり,今日はそこに行ってみようと思っていました.
ただ昨日の黄果樹でだいぶ満足していたのと,ロンプラ情報によれば織金洞に行くのに少なく見積もっても片道4時間半はかかりそうで,行く気を徐々に失っていました.
ロンプラ先生によると朝7:25北ターミナル発の織金行きバスに乗ればDayTripが可能とかいていましたが,往復9時間かかるとすると,7時半に戻ってくるとしても3時間しか現地滞在出来ないことになる.うーむ・・・
・・・なんて考えていたら昨日の夜まさかの寝落ち 笑
目覚ましをかけていなかったので,そんな朝早くに起きられるはずもなく..
起きたらちょうど7時25分でした!
ナンテコッタイ \(^o^)/
というわけで織金洞に行けなくなり,宿でゴロゴロしたりブログをアップしてたりしたら,あっという間に11時過ぎに.
いかん,,そろそろ出かけないと・・・
実はアンシュンの近くに龍宮洞という,織金洞とは別の洞窟があるという情報を得ていました.こちらは近いし半日で行けるらしい.
仕方ない.こちらに行ってみよう! ということで重い腰を上げ昨日同様東バスターミナルに向かいました.
首尾良く龍宮行きのチケットを買い,12時10分バスは発車.10元.
山に囲まれたのどかな農村を絶賛開発中.
龍宮の近くに来るとそれっぽい駐車場に到着します.誰も降りなかったので僕もおりませんでしたが,ここで降りても大丈夫です.
実は龍宮公園は広くて出入り口が二カ所有り,「龍潭(中心景区)」と「旋塘(龍宮)」があります.この駐車場は「旋塘」側の物になっています.ただ「旋塘」駐車場から公園の入り口まで20分くらい歩くので,「龍潭」側から入った方が良いと思います.
「龍潭」の方がメインの入り口で,バスもそちらが終点です.
僕は終点まで行き,「龍潭」側から入ることになりました.入場料150元.
うーむ 高い.
ひたすら広い.えーこれ歩くの-!?
洞窟だと思ってなめてた.
龍宮洞,とは言う物の実際には龍宮景区と名前の付いた自然公園であり,山の中を歩くという昨日と大して変わらない場所でした.
ただ見える風景は大きく異なり,昨日の黄果樹が川や滝といった水がメインであったのに対し,今日の龍宮は岩場や洞窟を回るのがメインになっています.
入場しいきなり見えるのは,大自然の中に忽然と姿を現すエレベータ.
チャイナではおなじみの光景.
健脚の人はエレベータに乗ってはいけません.当然別料金なうえ,洞窟をひとつSkipすることになります.
歩きでももちろんこの崖を登ることが出来るのですが,洞窟の中を登るのでそちらのほうが断然良いです.
エレベータの近くまで行くと轟音が聞こえる.
何と大きな洞窟を突き抜けるように滝が水しぶきを上げている.またずぶ濡れだよ!
でもこんな光景初めて見た.正直これはスゴイ.
洞窟を抜けて崖の上へ.
上へたどり着くと池がある.
さっきの滝はここから流れていた.
池をボートで渡っている人たちがいる.
値段見てませんが,さぞお高いんでしょう!
これから行くべき順路方向にはボートで洞窟を抜けて行くのが正攻法のようですが,案内地図を見る限り迂回路もちゃんとある.当然そっちから行ってみよう.
しかしこの石標を抜けた辺りで,立入禁止の看板が.この先は行けないらしい.
色々他の迂回路も探してみましたが,どうやら無い様子.
えー!?ボート乗らなきゃ行けないの!?
結局ボート乗り場に来ました.
中に入ってみると,何と入場券見せれば無料とのこと.まじかよ! 初めから乗ってれば良かった!
ボートで洞窟を抜ける.
ぶっちゃけ結構スゴイ場所なんだけど,またこの不気味なライトアップだよ! どんなセンスしたらこんな気色悪い照明を設置できるんだろうか・・・
ボートを下りてまた歩いて進む
もう色々とスケールが大きすぎて写真に写らない.
再び洞窟
例によってスゴイ場所だけど悪趣味な照明.
洞窟を抜けひたすら歩く
お!なんかロープで谷を渡っている人いる!
これ絶対楽しい! すごいわかる絶対楽しい!!
すごいショートカットになるし!
でも僕にはそんなこと出来る度胸がありませんでした・・・
40元が高かった,てのもあるけど,中国のメンテもされてるかよく分からない
数本のロープに命を預けることは出来ませんでした orz
写真にはうまく写せてないけど,下は深い谷です.万一落ちたら終了です.
まーた洞窟かよ ちょっとやそっとの洞窟じゃもう驚かないんだから!
Oh...
いやまあスゴイのは分るんだけど,またそのライトアップかよ・・・!
おお! ここもすげースケールだ!
巨大すぎて何が何だかもうよく分からん.
注意を促す看板.
こういうのを見ると四字熟語って面白いなぁって思いますね.
てか彼らにとってはそれが普通の言葉なんだろうけど.
中国語知らないので良く分かりませんが,声調を意識して言葉を選んでるんでしょうか.
例えば上の注意書きは↓のように最後がともに2で終わるようになっています.
Xiao3 Xin1 Luo4 Shi2
Zhu4 Yi4 An1 Quan2
偶然?
でも日本語は5-7-5のような文字数と,単語の音でしか韻を踏むことが出来ないけど,中国語では声調でも同じような事が出来るんだね.これは面白い.
でもこの声調のおかげで全然中国人に中国語が伝わりません.雲南旅行の話してるのに「Yunnan」て普通に行っても全く分ってもらえず,紙に書いてようやく通じたこともあるくらいです.
逆に声調があってれば発音が乱れてても通じるようです.出身地域の差か分りませんが,数字の発音も全然違ったりします.是をシーという人もいればシューと言ってる人もいるし.それでもみんな会話できているのがすごいですね.
最後の地点,池に到着.
ここで皆さんには2つの選択肢があります.
20元払ってバスに乗り出発地点の龍潭(中心景区)に戻るか.歩いて戻るか.
歩く場合,池→旋塘駐車場→龍潭駐車場 のように行くことになりますが,アンシュンに戻るバスは龍潭を出発し旋塘を経由するため,池→旋塘(約25分)を歩けば良いことになります.
昨日の経験から,20元と価格設定的に歩くとそれなりに大変だが普通に行ける距離,と判断し歩いてみた.
景色はキレイ.
さて,旋塘駐車場に到着.
バスを待っていると程なくアンシュン行きのバスが向こうからやってきました.
おお スムースじゃん! 乗りまーす!!
・・・スルーされたw
大事なことを忘れてました.この手のバスって「人が集まったら発車」みたいな物が多いんでした.時間は16時半ごろ.ちょうど帰り客が多い時間帯でバスは超満員なのです.
しまったー!
仕方ない.龍潭まで歩いてみるか.
途中良い景色を眺めることが出来たものの,結局30分以上余計に歩いて龍潭に到着しました.占めて1時間強.20元のバスは出口の池から龍潭まで来ているので,まあ値段以上の価値はあるでしょう.暇な人や歩き足りない人は歩いてみてください.
というわけで今日は5時間近くずっと歩いてました.昨日から歩いてばっかりで疲れたw
帰りのアンシュン行きバスは↓の辺に待っています.
皮肉にも帰り乗ったバスは時間が遅かったからか混んでいなくて旋塘で人を乗せてました.
バスは18時前に龍潭を出ましたが,終バスまでもう一本あるかどうか,と言う雰囲気でした.帰りは18時までには戻った方が良さそうですね.
アンシュン市街.夕方の風景
きょうのばんごはん
今日もホテル近くの店で夕飯.
代わり映えしないけど炒飯たべた.やっぱいちばん安定してうまい.
ホテル近くの銀行で火事騒ぎ.燃えてるようには見えなかったので誤報かボヤかな.
写真には写ってないけど野次馬多数.(はい私もそのひとりです)
シャングリラの件もあったし,火事って恐ろしいね.ホテルに戻ってスプリンクラーとか探してみたけどマトモに設置されていなかった.そこそこ高いホテルなのに!
日本でもホテルニュージャパン火災とかあったけど,そのうち中国でも大規模に起きるだろうなぁ
・・・え? 既に起きてるけど隠蔽されてるだけだって?
んーノーコメントw
明日はシェンツェン(深セン)までの移動日.
アンシュンからグイヤン(貴陽)を経由し,そこからガンヅォ(広州)をさらに経由してシェンツェンに向かいます.
グイヤン → ガンヅォは5時間以上新幹線での移動になりますが,夜見たらチケットの残数が想像以上に少なくなっていたので,以前使ったctripで予約を取りました.また20元無駄にしてしまった・・・ まあ席無いより良いか.
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