ダウェイとは違いヤンゴンは何というか小さなバンコクって感じ.まあ雨が降るとすぐ至る所が水没しますがね.
見にくいけど,道路脇が水没している様子↓
色んな道路がこんな感じになります.現地人は特に男性は常にビーチサンダルなので,そのままこの水没地帯を歩いて行きます.
ワイルドダゼー(死語)
今日はヤンゴンを離れミャワディのタイ国境へ向かう日.アウミンガラバスターミナルから夜行バスに乗ることを宿のお姉さんに伝え,バスターミナルへの行き方を聞いてみると,
「路線バスでは行っちゃダメ.絶対わけ分からないし時間かかるから.他にも今日アウミンガラ行く人いたから一緒にタクシー乗って行きなさい!」
と言われたので,おとなしくそうすることにしました.荷物置いて17時に戻ってきてね,と言ってくれました.すばらしいゲストハウスですホント.
というわけで17時までヒマになった..
フェリーでも乗ってみるか.
ヤンゴンは川に面した街ですが,フェリーで対岸のDala村まで行くことが出来ます.
片道100kyatと書いてあったので,払って乗ろうとしたら,外国人は窓口でチケット買え!と言われたので窓口で買おうとすると
「外国人料金は片道2500kyatよ 微笑」
ふざけるなぁぁぁぁぁぁ!!
いくらなんでも25倍はボッタクリ過ぎだろ!!!
あまりにくだらないのでそのまま引き返してきましたw
乗るならミャンマー人っぽい格好して,受付のおっさんに
しれっと100kyat札を渡して乗り込んでください.
間違っても英語で Can I take the ferry for Dala here? とか聞いてはいけません 笑
聞くならミャンマー語で聞いてください.
暇になったのでブラブラしているとロッテリアを発見したので入ってみました.
何と入店しようとするとドアマンが立っておりドアを開けてくれます.あえて自動ドアじゃなくてドアに人立たせるってすげーなぁ..と思ってみましたが考えるとミャンマーで自動ドアに出会っていない気がする..
店内は何というかまるで別世界! 東京にいるみたい!
ってアレ もっと取られてるw
レシートをよく見ると「TAX」と言う文字が..
ミャンマーに消費税あったんかい!!
なんか税金を払いましたシールみたいなの貼ってあるしw
今まで食べてきたものは何だったんでしょう?内税だったんだろうか..いや..そんな気全くしない..
税務署もこういった外資の大企業にはうるさいんでしょうね..
ミャンマーではあり得ない清潔さでビビッた.スタッフもたくさんいて掃除とかしてる..
やーホントにタイのマクドナルドみたい.
こういうのを見ているとヤンゴンもどんどんバンコク化してるんだなーって感じますね.
彼らはロッテリアを見て「これが先進国か-!」て思うんでしょうか.僕らはミャンマーを発展途上国って言うかもしれないけどダウェイもヤンゴンも十分発展してますよ.もちろん問題はたくさんあるけど,それを解決するのはロッテでは無いはずだし,今や大量進出している日本企業でも無いでしょう.
このまま行けばミャンマーは間違いなく"developed country"に向かっていくでしょうが,そこで言うdevelopって先進でも発展でもなくWesternizeのことであって,それがミャンマー人が本当に望んでいる姿なのか,僕には分かりません.
ヤンゴンにも物乞いはいましたが,バンコクや他の国ほどたくさんは見なかったように思います.そういう人たちも増えていくんでしょうか..
まあ僕みたいに気軽に海外旅行出来る,てのはWesternized countryの良い点かもしれませんね.
・・・ロッテリアがあまりにボッタクリで腹が立ったので書いてみました 笑
***
夕方雨が降り始めてきたため,宿に戻って雑誌などを適当に読んで17時を待っていました.
17時半にタクシーに乗るとちょうど良いよ,とのこと.
タクシーに一緒に乗ることになったのは,日本人のCHさんと中国人のLNさん.この宿に日本人が泊まっていたとは知らなかった..てか久々に他の旅行客に会った気がする.
三人のバスはともに20時.僕はパアン方面に向かいますが,彼女たちは北上してバガンに向かうとのこと.バガンはミャンマー切っての観光地で,行ってみようか迷ってはいたのですが,時間もないし最近風邪気味で調子も良くないのでさっさとタイに戻ることにしたのでした.
2時間半もあって余裕だろ! と思っていましたが,そう簡単にはいきませんでした.行きは早朝で道がすいていたので30分くらいでつきましたが,今は夕方のもっとも混んでる時間帯.ヤンゴンの大渋滞が行く手を阻む...ホントにバンコクそっくり.
そういえばダウェイって車ほとんどいなかった.みんなバイクか馬車でした.何だってこの街はこんなに車いるんだ..ホントにバンコクそっくり!
CHさんとLNさんと話していたので2時間はあっという間でしたが,さすがに19時半が近づき焦り始めました.運転手もそれは同じだったようで混んでいない箇所ではスゴイ飛ばしてくれました.
やっとのことでバスターミナル入り口に到達したのは19時40分近くだったでしょうか.運転手がいきなり200kyat入場料よこせ! と言ってきます.しまった!知っていれば価格交渉の時言えたのに..情報量不足でした.ただこれもオフィシャルな入場料というわけでもありません.単に人が突っ立ってて金よこさないと中入れないよ!とやってる感じです.
LNさんは憤慨してくれましたが,ミャンマーでは何というかこういう通行料ビジネスがまかり通っているようで,今まで乗ってきたバスでも同じようなシーンを何度か見かけました.こういう文化には閉口せざるを得ません.
ようやくバスターミナルに入り,運転手がバスチケットを見せろ,と言ってきます.どうやらバス会社を知りたかったようです.あれ?同じターミナル発って聞いてるんだけど..?
どうやらバス会社によって乗り場が違うようです.
タクシーを降り,ようやく宿の人が「タクシーじゃないと難しい」と言っていた意味が分かりました.ターミナルは超巨大で,様々なバス会社の建物が並んでおり,バスはそれぞれの運行会社の建物の前から発車する,という仕組みになっていました.
当然それらの建物に大きな看板や案内が表示されている,と言った親切設計ではなくタダの小屋.特に夜出発の僕らにとって自分のバス会社の建物を探すのさえ一苦労だった物と思います.
タクシーの運転手はわざわざ僕らの使う会社の建物の前まで行って止めてくれたのでした.
夜のアウミンガラバスターミナル(出発側)
慌ただしくCHさんとLNさんに別れを告げ,タクシーを降りました.
降りたらまずはチケットの受付をします.
どうやら僕の乗るバスは「ミャワディ行き」だったことにここで気づきます.パアンで乗り換えないとならない,という話だったのでパアンまでしかチケットを買っていませんでしたが,ミャワディに直行できるならその方が良い.
差額を払うからミャワディ行きにチケットを変えてくれ,と言ったら対応してもらえた.夜の忙しい時間帯でみんなピリピリしている感じだったのでダメかなーと思っていましたが,変えてくれました.ありがたい!
↓受付の様子.停電中のようでローソクでみんな帳簿に乗客の名前やい行き先を書き込んでいる.なんか怪しい酒場みたい..
↓変えてくれたチケット
というわけで明日は国境越え,ふたたびタイ入り予定です.
きょうのばんごはん
(なし)
バスターミナルで食べる予定でしたが,予想以上に到着時間が遅かったため食べたり買う時間がなかった.
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