グリバー旅行記仮: アジアからヨーロッパへ

Pamukkale -> İstanbul
Pamukkale -> Istanbul

2015.09.12

ついにイスタンブールに到達する日が来ました．
アジアとヨーロッパの境界を敢えて引くとするならば，間違えなくその境はこのイスタンブールになるでしょう．
地図を見ると分かりますが，イスタンブールは海峡で都市が２分されており，その東側をアジア側，西側をヨーロッパ側，としています．
それらを結ぶように大きな吊り橋が２つと，鉄道トンネル１つがかかっており，まさに文字通りアジアとヨーロッパの架け橋となっているのです．
ちなみにこれらの橋は日本の会社によって作られた物だとトルコ人の友人は言っていました．

当初は「ロンドンを目指す」といっても期間的に難しいこともあったので，最低でもイスタンブールまで行ければいいかなぁ何て思ってました．
でも結果的にはロンドン到達への可能性を残す時期に上陸することが出来ました．

今回のルートを調べ始めた頃から，イスタンブールは大きなチェックポイントとして挙げていた町の一つで，特に行ってみたい場所の一つでもありました．
いよいよだなぁ．．

バスはヨーロッパ側にあるバスターミナル（Otogar）に到着予定だったので，このバスで橋を渡ることになります．

＊＊＊

朝６時頃．目が覚めると既にイスタンブール近くの町を走っていました．

アジア側から･･･

橋を渡って･･･

ヨーロッパ側へ！

実はヨーロッパに来るのは初めて．いよいよ上陸したなぁ．．
初めて青函トンネルで北海道入りしたときの，あの何とも言えない感動と似た物を感じていました．

バスターミナルへの道は到着バスで大渋滞．．結局橋を渡ってから30分以上してバスターミナルに到着したのでした．

古いけど巨大なターミナル．中は複雑でよく分からない．人に聞いて指さされた方向に向かうも，なかなか出口が見つからない．地下鉄が通ってるはずなんだが･･･

20分くらい彷徨い，ようやく地下鉄駅に到着．

さて，夜行バスで僕の席のUSB端子が壊れていてiPhoneが充電できず，電池切れという状態．．これだからMETROは･･･二度と乗らないぞ！
どこに行けばよいかも分からなかったので，とりあえず地下鉄とトラムを乗り継いでスルタンアフメットへ．スルタンアフメットはブルーモスクなどの観光スポットや安宿が密集するエリアと聞いていたので，とりあえずそこに行けば何とかなるだろうという魂胆です．
ちなみに，僕は始め分からなかったのですが，地下鉄に乗る際はイスタンブールカードという交通カードを買わないと大損します．たとえば地下鉄とトラムを乗り継ぐと，それぞれ4TL（160JPY）で合計8TLも取られるのですが，イスタンブールカードを持っていると，2.8TL -> 1.5TL -> 1.1TL･･･というように乗り継ぐたびに運賃が安くなります（乗り継ぎ制限時間は２時間だそうです）．てか最初の額が2.8て時点で安いし．ただし，カード自体を買うのに6TLかかります．

地下鉄から降りてびっくり．．！
ヨーロッパだ！ヨーロッパの町並みだ！！

さて，スルタンアフメット着いても何とかならなかった，，というか目立ったホステルは見つからず，高級ホテルしかない･･･
いくつか安宿の場所を調べてあったのでしたが，iPhoneは電池切れ･･･どうしよう･･･

と思って困っていましたが，神は僕を見捨てていませんでした．

救いだ･･･救いが見える･･･！