2015年9月1日火曜日

ヴァルザネ 塩湖鑑賞

ورزنه -> تهران
Tehran <- Varzaneh

2015.09.01




朝,宿のオーナのRezaと相談し今日はヴァルザネ市街から50kmくらい離れた塩湖を見に行くことにしました.Rezaの車で往復で50千トマンと少し値は張りましたが,結構遠いし以外ときれいだったので,行く価値は十分にあるものと思います.

ちなみに宿泊費は1泊30,夕飯と朝飯がそれぞれ10とのことでした.砂漠への往復が10だったので,合計で110千トマンかかったことになりますね.飯が高いな..

朝飯.これで10か・・・ まあ仕方ない.


写真中央左のジャムは自家製のようで,何かの花から作っていると言ってました.これはうまかった.ナンも作りたてとのことで柔らかくて良かったです.普段堅いナンが多いからなぁ・・・ やっぱりしっとり柔らかなのが良いよね.

ナンは多すぎて食べきれなかったので,残りは鞄に詰めてどこかで食べることにしました.


朝食後出発.


本当に何もない砂漠の真ん中を爆走していきます.



このときの天気は快晴でしたが,地面付近は白く曇ってしまっています.これは大気汚染ではもちろん無く,砂漠の砂が風で舞いあげられることによって起こるものだそうです.

途中にあったゾロアスター教の遺跡
敵が攻めてきた際に視界が良いように丘の上に塔を建てたと言ってました.


塩湖へ無かう道の途中で採集した塩の保管場所があります.
イランでは,特に内陸部では塩は湖から採ったものが主であり,何カ所も大がかりな塩湖が国内にはあるそうです.






さらに奥へ向かいます.



キツネ?みたいな動物発見.よくこんな所で生きてるな・・・ たくましいね.


このあたりの道は風が強い日は砂で埋もれてしまい,通行止めになるそうです.
今日はオープンしていて良かった.




突然まわりの景色が一変し,広大な塩湖が姿を現しました.




塩湖は夏と言うことで水はありませんでしたが,ポリゴン状のキレイな模様が広がっていました.





さらにもう少し奥へ




塩湖を存分に堪能し,塩採集現場のおっちゃんにお茶を振る舞ってもらったところで,ヴァルザネへ戻ることに.

帰り道では塩が混じった砂漠を見ることもできました.



ゾロアスター教の寺院遺跡の前で休憩.
実は今日のドライブには息子さんも来ており,みんなでスイカを食べました.



振るとカラカラと音のする実.


Rezaさん達は通常ペルシア語ではなく,ゾロアスター語(ダリー語)を話していると言っていました.ゾロアスター教徒に主に話されている言語だそうです.イランにもいろんな人がいるんですね・・・


帰りがけにwell cowを見ていかないか,と聞かれました.特に興味もなかったのでNo~と言っていると,Cheap! Beautiful! と言ってくるので結局見に行くことに.

入場料は5千トマンでした.確かにCheap..

内容は牛を使って井戸から水をくむというイラン伝統のシステムの実演でした.
実際には50年ほど前にポンプに置き換わり,現在現役で使っている場所はいないようですが,昔はどの井戸もこうして牛やヤクを使って水をくんでいたんだとか.






***


14時発のバス(これが最終バスだそうです)でエスファハーンに戻ります.
バスターミナル前が始発場所です.2.5千トマン.



昼食.



***


エスファハーン到着後のことは実は何も考えていなかったのですが,バスターミナルで何気なくテヘラン行きある? と聞くと,まだあるようだったので,そのバスでテヘランに向かうことにしました.
この時点ですでに15時過ぎ.何時に着くんだろう.. しかも28千トマンもかかった.

Come Here! とすぐに招集がかかり,乗用車に乗せられます.まさかこれでテヘランに行くの!? と思ったら高速道路脇に止まっていたバスに乗せられました.
・・・案の定3列シートのVIPバスだ..!



トイレ休憩



きょうのばんごはん

この謎のケーキと,朝飯のナンをいただきました.


休憩の時に同じバスの兄ちゃんがチャイを作ってくれました.
ありがとう..!


高速道路の料金所渋滞.
なんだか日本のそれと似ていて安心する光景.



***


夜22時ごろ.ようやくتهران(Tehran/テヘラン)に到着.
南バスターミナルにつきました.超巨大なターミナル.



テヘランには強力な味方,文明の象徴,地下鉄が存在します.
しかも6本くらい路線ある! すげー!
バスターミナルから地下鉄で宿まで向かいます.





しかも設備もとてもキレイ.そんなに新しくないはずだけどね.


安宿街最寄りのMellat駅.



Mellat近くは,もう23時ということもあるからか閑散としており誰もいない..
不気味な雰囲気でした.



夜この辺りをふらつかない方が良さそうだ・・・


ホテルはとりあえず今日はリラックスしたいということもあり,ロンプラ推奨のFirouzeh Hotelにチェックイン.
最初シングルは満室,と言われましたが,交渉したらマネージャが出てきてツインの部屋にシングルで泊めてくれることになりました.
・・・それでも76千トマン(3040円)もしたけどね! 高いよ! まあロンプラ的にはこれでも「Budget Hotel」という扱いでしたが..



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