2015年6月30日火曜日

プーアル・ティータイム

2015.06.30




今日は1日フリーの日.
午前中はプーアルの街を歩いて回ることにしました.


宿の窓からメインの交差点をのぞむ


泊まった宿「天恵酒店」.チャイナ的には十分綺麗だと思うし,値段以上の価値はあると思います.シングル60元,ツイン80元です.お湯シャワー,無料Wifi,電気ケトルがあります.ホテル,というよりはアパートの空き部屋を貸してるような感じです.


朝のプーアルの街並み.まだ閉まっている店も多い.



宿から30分くらい歩くと,のどかな地域へ出た.


茶畑らしき物も丘の上の方に広がっている.



そういや「茶畑のアイドル」っていたなぁ..

かぁぁなぁぁぐぉぉぉおおおおお↑↑↑



朝の市場.それなりに盛り上がってて楽しい




なんと生きてる鶏をそのまま売っているコーナーも.


南の方に歩いて行ったついでに,明日のクンミン(昆明)行きのバスチケットを購入.全部必要な情報を紙に書いて渡して発券してもらったw


「明天吗?」(あした?)という簡単な中国語も聞き取るのに戸惑ってしまいました・・・ まだまだだなぁ.

ちなみに昨日プーアルのバスターミナルは南北2つあると書いた気もしますが,北側(市街中心部)のバスターミナルはどうやら市内路線バスだけみたいで,高速バスは南にあるターミナルから全部出るようです.(「新南汽車駅」等と現地で言われている場所)
少なくともプーアルでは一番大きなバスターミナルでチケットもスムースにここで買えます.

市内中心からは若干離れていますが徒歩圏内.ターミナル内にコンビニがあって地味に便利.ジンホンやラオス方面に向かう人も,クンミン方面に向かう人もここを使うことになると思います.


***

昼下がりのプーアル市街


とりあえず「茶」を前面に押し出すプーアル市.
そもそも市の名称は別の名前だったそうですが,この辺りの名産のプーアル茶の名にあやかって市の名前を変えたという歴史があるそうです.


お腹すいたので昼ご飯.


可もなく不可もない味.

***

さて食欲も満たされたところで,お茶を買いに行くことに.
プーアル市内にもお茶屋さん(相撲の座席を取ってる店の事じゃないですよ.お茶を単に売ってる店のことですよ)が数件ありましたが,そのうちの一件に入りました.


中国のこの手の店に入って興味のあるお茶を言うと,たいてい店主が「まあまあ,まずは座って飲んで行けよ」的な仕草をして試飲させてくれます.
店には↓のようなお茶を入れるセットがありその場で入れてくれます.



んー うまい!
香ばしくて良い香りがする!


1kg 120元,と言っていたので,さすがにそんなにいらない・・・と思って半分の500g買いました(^^)


うわっ! 意外と多かったw
どんどん飲んで減らすしかない 笑
これで60元なら結構安いかもな


店員さんが気を利かせて色んな種類のお茶をミックスして入れてくれました.
このタブレット1つが1回分,と言うイメージです.


あやしいクスリじゃないよ


こんな袋くれた.地味にうれしいw


お茶を飲む器具が欲しいと思いスーパで水筒買っちゃったw
さすがは茶の国チャイナ.お茶をこすアミが付いてる物があります.




さて,お茶を買って満足したところで明日の列車のチケットについて調べていました.
詳細は明日のエントリにでも書こうと思いますが,火車票達人というアプリを使って明日乗ろうと思っている列車のチケットの残数を朝からウォッチしていました.
朝の時点ではまだ結構残っていたのですが,夕方になり減ってきたのでプーアルで切符を買えないか調べたかったのです.通常は駅で買うのですが,プーアルには鉄道が通っていません.百度で調べてみると「郵便局で買える」と言う情報があったので行ってみました


・・・が百度マップで調べた場所に行っても何もありません 笑
うむむ・・・? 何か間違えたか!?
結局その辺りを回っているうちに営業終了である17時半になってしまいました.

まあいいか.明日クンミンに着いたら買おう.


とりあえず宿の近くまで戻り夕飯.


「お茶はセルフサービス!」と言っているので,さぞ美味いお茶が飲めるのかと思い飲んでみると・・・ 「普通」のお茶でした.すなわち,砂糖が大量に入ったスーパーまずいヤツでしたw
あんなに美味いお茶入れられるのに何で砂糖入れるんだよチャイナは!


14元のセット.うまい.


ちょっと高めの店に来ているからか,ご飯が臭くないのがうれしい.チャイナタウンとかで安い中華料理屋とかファストフード的な店行ったことある人は分ると思うけど,なんか彼らの出すご飯ってすごく臭いんです.何のにおいか良く分らないのですが,臭いのです.タイとかでもそういう場所もあった.使っている米が違うのか,機材の臭いなのか不明..
でもこの店(昼の店も)ではそんな臭い一切なく普通においしいご飯でうれしい.
実家のご飯は何故か水が多すぎてベチャベチャで「ご飯」と呼べる代物では無かったのですが(それが家族の好みだったようなので仕方ないですが),ここで食べたライスは全てが適切で,もちもちふわふわ.

久々に「ご飯」っておいしい! て思いました.米文化の国に生まれて良かった..

***

さてホテルに帰ってから列車の残りチケットを見てみると,なんと大幅に減っており売り切れた列車も出てきているではないですか!
試しに今日発の同じ路線のチケット売れ行きを見てみると,ほとんど売り切れてる! 人気路線だったのか・・・ クンミン→リージャンという観光客しかおよそ乗らないだろうと思っていた路線ですがこんな満杯とは..

夜行列車なのでいくつかオプションがあり,基本的には
「個室」→「寝台(軟)」→「寝台(硬)」→「座席」→「無座」
とグレードが下がります.今日発の分は個室や寝台は当然のごとく全部売り切れで,座席もほぼ無く「無座」が一部残っているだけ.明日もクンミンに着く夕方時点でそうなっていたら・・・

いや10時間「無座」(文字通り座席が無くデッキで寝る)は避けたい!ありえない! 水曜どうでしょうでもそんなことしないわ! ・・・多分.


・・・ということでネット予約にチャレンジしてみました.
公式がやっているサイトで予約するのが一番安くて済むのですが,中国の銀行口座が必要と書いてある・・・(Union Pay=銀れいカードでもOKのようです未確認) そりゃ無理やろ

他に調べてみると外人向けに英語サイトで予約できるサービスがいくつかある.
僕が使ったのは↓のサイトで手数料が20元(+3%のクレカ手数料)と一番安かった気がします.
他のサイトは謎のレートでドル換算されて請求された上に10ドルくらい上乗せされて請求されるところが多かったですが,ここは人民元で請求してくれます.


http://english.ctrip.com/trains/

152元の席が手数料全部合わせ177元に.まあ仕方ない.25元(約500円)は払おう.「無座」よりマシだわ!
てか僕が買った寝台(硬臥)も,購入してすぐ売り切れになっていました.良かった・・・

ただ初めての経験なので本当にうまくいくか未知数ですw とりあえず発券に必要な番号は届きました.
また明日発券してみて書きたいと思います.


さて1日の最後はお茶で締めましょう


きょうのおちゃ


中身はこんな感じ



うーん 出来てる・・・のかなw?



おお! 店で飲んだのと大体同じ味する!
(まあ当たり前かw)


英語放送のCCTVがテレビに写ったのでそれをずっと見てましたが,中国のとあるスポーツ選手の活躍や,AIIBのインド投資とヨーロッパ諸国からの出資の話題を延々とやっている・・・ まあ日本のテレビ局もそんなもんかw
日本の話題もあって,安保法案に反対する署名活動の話題が大々的に取り上げられていました.

何だかなぁ・・・
多くは書きませんが情けない気分になりました.


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