2015年6月21日日曜日

アウミンガラ・バスターミナル

2015.06.21


朝4時半頃,いきなり起こされヤンゴンのバスターミナルでバスから降ろされます.眠い..てか12時間も乗ってたのか...




そしてあろうことかこのバスターミナル,ヤンゴン市街地からかなり離れており,とても歩いて行けそうにない..

参った..
案の定大量の客引きが待っている..

路線バスを探そうと歩き回るがそれっぽい物が見つかりません..他の客はみんな自家用車に乗っていくか,うまいこと客引きと交渉して乗り合いタクシーに乗っていくのでした.


タクシー乗ってくか..とあきらめた頃,一人の客引きが僕の後をずっと付けてきはじめます.最初は無視していましたが5分以上ずっと着いてきてビルマ語と英語を交互に繰り出して話しかけてくるので,ついに諦めて振り返って話しかけてみました.

彼は二十歳前後の若い客引きで,純粋でまっすぐな目をした優しそうな青年でした.彼の熱心な姿に負け,君のタクシーで行くよ,と言ってしまいました.

しかしここで問題が.どこ行くの?と聞いてくるのですが行く場所が分からない.ホテルも予約してないし.
ヤンゴン,と言っても「ここがヤンゴンだよ!」と当たり前の返事が返ってくるので困ってしまった.
彼は一生懸命いろんな地名を言ってサジェストしてくれるのですが,どれがどこなのか全く検討もつきません.ヤンゴンて巨大な街なんだな..
色々な地名を言った後,彼は思い出したように「スーレパゴダ!」と言ってお祈りの仕草をして見せました.
そういえばヤンゴンのダウンタウンの中心部にパゴダがあると聞いていたので,じゃあそこで!とお願いしてみました.

場所が決まると次は値段交渉なのですが,相場がいっさい分からない..彼ははじめ「9000kyat!」と行ってきたので,とりあえずこっちもおつりが出なくて楽そうな「5000kyat!アイハブオンリー5000!」とか適当なことを言っていると,ひとしきり悩んだ顔をして「6000!But Shared!」と提案してきたのでそこで折れて6000kyatでスーレパゴダに向かうことになりました.

後で調べてみるとタクシー1台の市街地~バスターミナルの相場は何と8000~9000kyatとのことでした.彼はそこまで吹っかけて来たわけでも無かったのでした.疑ってすみませんw
ミャンマー人親子と一緒に乗り,彼らは途中で降りたので,6000というのもそこまで高いと言うわけではありませんでした.


・・というわけで着いた.



スーレパゴダへ来たのは正解で,ダウンタウンにも鉄道のヤンゴン駅にも近い場所にありました.
調べてあったゲストハウスが歩いて5分くらいのところにあったので,そこに荷物を預けチェックイン時間まで暇つぶしをすることに.




ゲストハウス前に貼ってある泣かせる張り紙



ヤンゴン中心部の通りってみんなこんな感じ.中国みたい.ダウェイとは全然違う町並みにしばらく呆然としながら散策.




スーレパゴダ周辺.この辺りが一番栄えてる.



ヤンゴン中央駅



さてこれからどうしようかな..と駅で一息ついていると,なんとフリーWifiが使えるではないか!宿のWifiですら不安定でつながらないのにヤンゴン中央駅のWifiは速度は速くはないがかなり安定してました.
神だ..助かった..

暇つぶしネタを探していると,「ヤンゴン環状線 のんびり一周の旅」という格好のアクティビティを発見!!山手線一周みたいなものなんだろう.市内をのんびり見れていいじゃないか.
しかも一周三時間! 200kyat! というコストパフォーマンス! ちょうど今駅にいるし!
さらに時間も8:20発というのがありそうで現在7:50! 一周すると11:30頃で,宿のチェックイン開始が12時! すべてがパーフェクト!


ということで一周しましたw











詳細な情報は色んなサイトに書いてあるので書きませんが,2015年6月現在,6~7番ホームから出発,ホーム上のチケットブースで200kyatで乗車券を購入,8時20分発の列車が存在,という点は変わっていないことを確認できました.


お?三陸鉄道?



ミャンマーには日本やタイなどの鉄道の中古品が今でもたくさん走ってます.国鉄ファンは是非!?



きょうのばんごはん

宿の近くの食堂で食べた何か.




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